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ポケットプロジェクター 3M PocketProjector MP160買った

http://solutions.3m.com/wps/portal/3M/en_US/Pocket/Projector/

住友スリーエム ポケットプロジェクター MP160

住友スリーエム ポケットプロジェクター MP160

輸入品が日本にも出回っていたので、適当にkakaku.comで検索してネット通販、29800円でした。

動機

最近Hachioji.pm( http://d.hatena.ne.jp/uzulla/searchdiary?word=%2A%5BHachioji%2EPM%5D )を開催していますが、そこでLTを行うのですよ。
LTは発表資料をプロジェクターでババーンと投影するのが普通なのですが、Hachioji.pmは居酒屋で開催する事になっているので、でかいプロジェクターは持ち込む事が不可能です。
最初は紙で代用してみたのですが、まあ結構面倒くさい、皆が手元みちゃうのって寂しいし。やっぱプロジェクターを使いたいナーって思っていました。


ちゃんとしたプロジェクターは持っていますが、前述の通り居酒屋などで開催するHachioji.pmにおいては電源が確保できないのでが非常に問題。持ってくのも面倒。
しかし近年超小型で、バッテリー駆動のプロジェクターが結構あって話題になっているのです。
改めて調査してみると、最近だとVGAがちゃんと刺さる(単に絵が出るだけのおもちゃではない)物も出ており、じゃあ買ってみるか、最悪でもネタにはなるだろうと。

選定基準

私は今までにプロジェクターは何個か買っていましたので、選定基準は決まっています。
ホームシネマとかではない、野外や室内で映画視聴以外に使うプロジェクターの選定条件は

・1に光量、2に光量。3,4がなくて、5に光量。
・6くらいに解像度と各種補正
・7くらいにサイズ、重さ
・8くらいにファンの音(騒音)
・9くらいにインターフェイスVGAがあればいい)
という感じです。


今回買ったM160は光量が結構あります。他の物が10とか、16位なのに、30ルーメンある。
まー、まともなプロジェクターと比較すると蚊みたいなパワーなんですが、小さいからこそ差が歴然になることは間違いないわけですよ。ここはこだわった。

解像度はリアルXGAが欲しかったのですが、まあ光量足りなきゃ意味ないので疑似XGAで我慢。インターフェイスはアナログVGAが必須。


こんな条件をつらつらとあわせると、M160がスペック上ではベストチョイスでしたね。
(どうやら年度末くらいに、海外ではもうちょっと良いスペックの物がでるみたいです。急ぎでなければもうちょっと待って、輸入してもよいかと)

実際に使ってみると

Photo 2月 22, 4 27 03-2
Photo 2月 22, 4 27 03-2 by uzulla on Zooomr
論よりなんとやら、こんな感じになります。普通の居酒屋で、土壁?に映写したものです。

このときの画面サイズは20インチ位?これ位だと割とノート液晶の輝度くらい出ます。6人席位なら見れますね。
じゃあーどこまで画面サイズを引き延ばせるか、現実的には結構暗くしないと3〜40インチくらいが限界かなー。
Hachioji.pmでは13人で見ましたが、セッティングの自由度もなかったので、結構無茶だった印象です(まあ席の構造上端の人は遠かったのもありますが)。
まああんまり無茶すると見れないわけじゃないですが、文字が読めない。

長所

軽いです、本当に軽い。携帯2〜3個くらいかなー。鞄に入れておいても全く気にならない。
サイズはもうちょっとかさばりますが、ケーブルあわせても容積は大体500のペットボトルくらいでしょうか。
バッテリーがかなり持つ(2時間くらいはもつ)のはいいですね。
熱もそんなに出ないし、ファンの音も居酒屋だと聞こえません。(静かな自室などでは気づけますが)

欠点

台形補正がないので、プロジェクターと投影画面の高さをあまり変えられません。
付属の袋がヒドイ。本体だけしかはいらない。ケーブルとかは必須になるんだからこれは同梱できてほしかった。
SVGAは後一歩解像度が足りないですね、とはいえ画面サイズをあんまひきのばせないので、元々無理があります。
電源がUSBからとれれば本当に最高なんですが、残念ながら専用のACアダプタになります(12V)。
付属の三脚は微妙なので買い換え必須ですね、三脚はセッティングに非常に重要です。

まとめ

普通に楽しいので買って良かった、居酒屋で画面が写せるってやってみるとわかりますが、かなり楽しいです、
お客さんにも見せてみましたけど、好評でした。
ただ、Hachioji.pmみたいな、10人以上いる何かで使うにはもうちょっと工夫がいるかな…。


100ルーメン以上で、リアルXGA出力可能で、2〜3時間バッテリがもって、台形補正があれば完璧でしょうねー。