c/fe

http://d.hatena.ne.jp/uzulla から移行しました。

CentOS 5.3にPerl5.6.1

いまさら8年だか9年前のPerlをビルドするとはおもわなかったんですが、まあ仕事なのでしかたないですね。
残念ながらperlblewでビルドはできませんでしたので、野良ビルドする事になります。


ただ、解凍してINSTALLに従ってもマトモにmakeが通らないので、多少工夫が必要。
オチから言えば、MakeFileを直して、DB_Fileライブラリを差し替えれば動きます。
たとえばこんな感じ

#配布ファイルを解凍してそのディレクトリに入って

#LANGをCにするのはとりあえず重要です。
export LANG=C

#Configureで、既存のPerl環境をぶっこわしたくないので違う所にPrefixします。
./Configure -des -Dprefix=/opt/perl5.6.1

#makefileとx2p/makefileの中にある文字列を置換します
perl -i~ -nle 'print unless /<(built-in|command line)>/' makefile x2p/makefile

#DB_Fileを差し替えます
cd ext/
wget http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/P/PM/PMQS/DB_File-1.820.tar.gz
tar xvzf DB_File-1.820.tar.gz
mv DB_File DB_File.old
mv DB_File-1.820 DB_File

#これで多分ビルドが通るでしょう
make all


まあ2011年も見える今、Perl5.6.1環境とかアホかっておもいますけど、世の中には10年20年リプレースされないサーバーが山ほどありますので、こういった作業はなくならないでしょうね。
悲しい話です。