PerlCasucal Yokohama.pm
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いってきた。NHN Japanのオフィス(というかカフェ)でやってきた訳だが、やっぱ綺麗だなー。
ああいうおしゃれなオフィスで働いてみたいものですよ。
感想
おもしろかった。
Cloudforecast(http://blog.nomadscafe.jp/2010/05/cloudforecast.html)は自分の仕事に直結してるから後で調べる。
iPhoneアプリのライブラリ周りは、俺が最初さわったころ(ホントに超初期だな)からくらべてすごく進歩してそうだなーっておもった。今なら再度やる気になるかな。
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あと、ライブコーディングはやっぱり楽しい。
特に、初めて見たのだけれど、
$random_choice_item = $items[rand @items];
って書き方がすげえすっきりしていて良かった。
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懇親会
まあ、ある意味いつも通り?でしたw
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Perlについて思った事
iPhone関連の話が出ていてなぜかふと思ったのが、Perlって昔は「ポータビリティ」が売りだったよなーって事。
10年前位前までは、Perl=どこでも動くという事で、すごく重宝されていた。*BSD、Linux、Solarisでも動く、Windowsでも無理すれば動く。どこでかいても同じコードが大体動いた。
Perlさえ覚えれば、とりあえずどうにかなるだろ、というのを強く感じたのを覚えている。
所が今はポータビリティがない。CPANの依存はあるし、Versionの差違も多少あるし、Web用ならちゃんと性能が出るようにデプロイするには結構手間がかかる。
書き方にしても、Mooseが重いからMouseに、いやMouseでいいの?Blessで書くべきじゃないの?とかとかとか。
そしてOSに最初から入っているPerlは古かったりして微妙だし、適当にCPANのモジュールをザクザクいれると、意味不明な事になったりする。
いまや、当時のPerlの座はPHPや、Javaがもっていった感がある。
復権しようというわけではないだろうが、最近はPerlblewや、CPANMなどもある。かなりポータビリティは戻ってきた気もする。
ただ、これはあくまで「知識がある人が楽できる」であって、カジュアル層に刺さる感じではない。
Perlはパワフルな事に疑いない。
文字列を操作する事にかけては多分どの言語よりも柔軟で、簡潔に記述できるし、癖はあるものの、配列やハッシュの取り扱いも良い。
プログラムってのは基本データを加工して出力する、まあ関数な訳だが、世の中の入力データの多くは多次元な文字な訳で、そういう意味でとてもPerlってのは良くできている。
日本語とかを扱うのも、Encodeがこなれた現在では、多分一番楽に多言語をちゃんと扱える言語だと思うわけで。
正直、言語としてのパワーはかなりある。
なのに今は「Perl?うん、まあ使うよね。それで金は稼いでないけど」って感じであり、なんとなくモヤモヤするなー。
アレなんだよね、他の言語ってJrubyとかJythonとか、ああいう仮装マシンの上にのっかってたり(または乗せられるほど仕様が明快)だからいいんだろうね。
Perlってそういうのはないんだよなー。
あと、やっぱりオブジェクト指向がネイティブでないってのは足かせなのかなー…、たとえばAndroid SDKみたいなライブラリの塊が移植される気なんて、全くしないしなー。
あ、そういうのを救うのが前のPerl6、というかParrotだった気がすんだけどなw