Spotlightが最高
「Macってなにがいいのよ、Vistaがひどかったから仕方なく増えただけで、今度のWindows7でたら消滅するでしょ?」
というコメントを知り合いにもらった。Windows7がでるからって調子にのってやがるな…。
Windows7はまだ試してないけど、俺はMacから離れられません。
もう語り尽くされた事でもあるが、再度書く。
Macはバックアップ(Timemachine)とか、ファイル全文検索(Spotlight)とか、半年前にメールでもらったアカウントを調べる(Spotlight)とか、来週の何日が日曜かカレンダーを見る(Dashboard)とか、電卓をたたく(Dashboard)とか、メールで添付されてきた画像やPPTをさっとみる(QuickLook)とか。
こういった一日に何回か行うどうでもいい事がフリーソフトを詰め込まずに、大抵ショートカットで、サクサク(大抵1〜3秒ほどで)行える所である。
Windowsを使っていたころは全く考えていなかったが、メール添付のPPT一枚を見るのに「マウスでダブルクリック>アプリ起動(4秒)>閉じる(1秒)」というのがどれほど邪魔なのか。
MacのMail.appでは「添付ファイルを選択>スペースを押すとビューワがポップアップ(0.5秒)>フォーカス移動すると勝手に消える(0秒)」
この文字にすると小さい差が、重要。
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とりわけSpotlightが最高なのでもう離れられないのである。
アプリ起動もファイル検索もBookmarkを開く*1のも、とにかくCtrl+Spaceしてキーを叩くだけだ。*2
Spotlightは色々なドキュメント(HDDに入っているデータ)や、メールメッセージ(Mail.app)、Evernoteなどから横断的に、しかも超高速に検索できる。
さらに、Windowsの全文検索エンジンと違って、超サクサク(これはOSのfsevent周りの恩恵だろう)。
俺にしてみればこんなにすばらしいOSがあるのに、なんでWindowsなの?としか言いようがない…。
Windowsに足りない物
・高速な全文検索エンジン
・高速なビューワー
・使いやすいランチャー
・もっとマシなアプリケーション切り替え(Exposeなど)
・高速安全かつ簡単なバックアップ
・シンプル綺麗なディレクトリ設計(Vista以後さらに酷くなった)
・高速な仮想デスクトップ(Spaces)
・綺麗なフォントレンダリング
・HDDフォーマット速度(Macは1TBHDDでも一瞬でフォーマットが終わる、クイックフォーマットではなく。)
ちなみに、Macに足りない物(細かいけれど)
・良くできた動画プレイヤー+Codec(MediaPlayerClassicなど)
・InternetExplorer6,7,8(まあ、サイトチェックの為なんだけど)
・GoogleChrome(これもサイトチェックの為なんだけど)
・ズレないOffice(そんなには困ってないけど)
・Finderってちょっと低機能じゃね?Cmd+OじゃなくてEnterでファイル開きたくね?
・OS標準のZip圧縮が、Win相手だと日本語ファイル名文字化けるのこまらね?
・NTFSのマトモなサポート(まあ、ParagonNTFSいれちゃったからいいけど)
・ウインドウの四辺でリサイズしたい
・アプリウインドウにDnDしたら開きたい(「ファイルを開く」としていないアプリが結構ある)
*1:最近ではFirefoxのBookmarkすらSpotlightで選択している、 http://homepage.mac.com/mikemunson/firefox/
*2:Win+Rでアプリを起動!というのは95の頃からあるWindowsでの定番テクだが、あれを何倍も便利にしたようなもの