Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic買った（商品名長！

http://www.apple.com/jp/ipod/inearheadphones/
iPhone用に買った、やっぱりスイッチ＆マイクがないと不便ですからね。
（標準のイヤホンのマイク部分がスイッチだという事を、わりと最近知ったｗ）

第一印象、多分視聴したら買わなかったと思う。

様々な所で良いとか悪いとかいわれているが、まあ9000円クラスなのでそこそこの音は出るだろうと思って買ったのだが、最初の印象としてはかなりイマイチ。
全然音に透明感がないというか、まあぼんやりした音。Sonyみたいなきらびやかさはなくて、かなり落ち着いた音なんだな。
カナル型ではあるけれど、低音も凄いものではない。ベースの音はちゃんと聞こえるし、十分だけれど。

まあ、コンピューターメーカーの出すイヤホンだし、ほどほどの音でチューンした結果かなーと思った。

一日使ってみて印象が落ち着いてきた。

きらびやかさ、というか高音の抜けはやっぱり無いのだけれど、ちゃんと音自体は出ている。
ハードなテクノを聴いて、キックとハットの音がちゃんと分離されていて、乗っかる声ネタがちゃんと聞こえる、悪い感じはしない。
ボーカルの再現性は高いと思う。ライブ版のMCの音はかなり綺麗に鳴っていて、高いヘッドホン並の音にはなっている。

しかしなんだろうね？普通なんだよね。多分ハイレベルな普通だね。

まあ人に向かってお勧めはしない、多分もうちょっと高音がキンキン鳴ってくれたほうが「いい音！」って感じると思う（SONY耳ｗ）。

Appleだけに、ホンモノを求めすぎたんかね？まあ純正のイヤホンマイク相当のスイッチ＆マイクがついていて、あんまり耳が疲れない音が出てくれているので、これはこれで大満足ですけど。

実は大音量に強い

耳が悪くなるので、お勧めはしないのですが、このイヤホンは大音量を出した時に真価が発揮されると思います。
相当に大きい音でも、ガバキックで音が割れない。ちゃんと音が分かれる。ヘッドホン並の音量がちゃんと出ます。

というか、実は大音量になるとかなり音が良い。高音が伸び始めて、低音が力強く、もったりした中音が少し引っ込む。
あーこれは良いイヤホンだ、とハッキリ解る。

でもなー、ちょっと耳に痛いよね、大きい音量だと。カナル型なので、音が逃げずに頭に突き刺さってくるんだよね…。

多分このイヤホンチューニングした人は軽く難聴なんじゃないか、とおもってしまう*1。
エージング（笑）とかがおわったらもうちょっと音が変わってくるのかなー。もうちょっと高音がのびればボリューム下げられるのにな。
まあそれは趣味というか、味付けなので、EQかけろ、という事なのかもしれませんが。

しかし、良いイヤホンって善し悪しですよね。

すんごく良いヘッドホンを人に貸してもらった時に思ったのだけれど、好きだったCDの音がショボく聞こえて、そこらへんのJPOPみたいなのが凄く綺麗に聞こえたりして。
特に好きなハードコアとかが凄く音が薄く聞こえたりして…、ノイズが薄れて音の向こう側が見えてしまうと言うか。

再現性が高いだけがイヤホンじゃないですよね。
でもライブ版を聴くには良いイヤホンの方がいいんだよなー。

まとめ

好きなKODOのナスカ幻想、というCDが最高に綺麗に聞こえたので満足です。
家のヘッドホンじゃないといい音できこえなかったんだよな。

*1:ジョブスって軽い難聴らしいね、それのせい？ｗ