c/fe

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VMware FusionとParallelsの比較

INTEL Macの神髄ともいえる?Windows仮想環境の比較をしてみた。
これがあるからこそという面もあるよね。


インストール以外の比較は、ParallelsVMVmware ImporterでVMwareにイメージを移植する格好でテストした(環境をそろえる為)
また、比較は体験版で行った(つまり最新ビルドではないので、もしかすると正規版ではひっくり返るかもね)
VMwareFusionは数時間しか使っていない。
環境は白Macbook 2.4Ghz 4GBメモリ、DualDisplay。
VMへのメモリ割り当ては1024Mbyte。


以後Vmware Fusion=VF、Parallels=PL

インストールの簡単さ

Parallelsの方が簡単だった(最初にプロダクトキーをいれるだけで、勝手に全部やってくれる)。
まあこんなのは差にはならない。

VMware Importerは便利。

環境の統合っぷり

Parallelsのほうが上に感じた、が、大差無い。

・PLのほうがマウスがVMのウインドウにのったときの挙動が自然に感じた。
・PLは共有ディスク設定をすべてデフォルトでやってくれているのが便利である。
コヒーレンスモードなどで、FinderからファイルをDnDするときはVFはなんかウインドウが一瞬出る(裏で何やってるんだろ?)
VMの起動時、シャットダウン時はPLの方が自然だった(VFは手でVMをシャットダウンした)
・コピペをすると、PLはクリップボードのサイズに限界があるらしい?

CPU負荷

なんにも起動していないとき(せいぜいIE一枚)
VF、11%
PL、8%


タブブラウザを開き、いくつか操作をした時(中負荷)
VF、48%
PL、54%

メモリ消費状態

タブブラウザを一枚起動した状態で

VF、1.23GB
PL、1.12GB

描画速度(コヒーレンスモード時)

IEで適当に画像が表示されたページを表示し、適当にスクロール
VF、スムーズスクロールでもつかえないことはない
PL、スムーズスクロールだとがくがくしている


youtubeで適当な動画を再生
VF、しばしばフレームがおちているような引っかかりがある
PL、特にフレームおちには気づかない


youtubeで全画面再生
VF、画面が描画されない(固まっている)
PL、そこそこフレームは落ちるが、動く

DirectXアプリケーション

HamanaというDirectXを用いる画像ビューワーを動かしてみた
※VF PL両方ともDirectXのオプションをOnにした。

PL、動く、さすがにスクロールさせると重い。
VF、起動しなかった、初期化に失敗する

安定性

VF、テストしていたら、VMwaretoolsが落ちた
PL、1週間ばかりつかっているが、ツールは1〜2回ほど落ちた

まとめ

正直大差はないなーとおもったが、逆に細かい部分などはPLのほうが全体的にこなれており、良いと思った。
ブラウザなどのスクロール速度などはVFのほうが優れており、もうちょっと細かいツメが(使い勝手、安定性)があがればVFのほうが高性能なのかもしれない、CPU二つ使えるし。


ってことで、俺はParallelsを買うことにした。