Dell PowerEdgeとかで使われているPERCのRAIDユーティリティをLinuxでつかう

朝、電話がきて、ラックのサーバーがピーピーうるさいとのこと。フロントのボタンおしても音が消えないらしいので、
とりあえずDellMgrでraidコントローラーをたたいたら5番がFAILしておりましたー。

ユーティリティをDELLサイトからDLする。

http://support.us.dell.com/support/downloads/download.aspx?c=us&l=en&s=gen&releaseid=R81687&formatcnt=2&libid=0&fileid=107226
ここらへんからキーワード検索してDLする(真っ向からさがすとログインがメンドイので上の直リンク推奨)
上のURLは今回DLしたPowerEdge 2850で使われているPERC 4e/DCの為。

大体ファイル名はperc-apps-A?.tar.gzとか。
ただ、むやみに新しい物をDLすると、中身がはいっていなかったりする。
（今回A9をまずDLしたが、snmpの拡張しかはいっていなかった。のでA8をDLして使った）

700Kbyteくらいで、DellMgr-**とかいうファイルが入っていればOK。

ユーティリティを取り出す

解凍して、RPMインストールすればよい。

rpmで入れたくない場合には、

rpm2cpio Dellmgr-5.32-0.i386.rpm | cpio -id

とかすると実行ファイルだけ取り出せる。

起動する

root等で

usr/sbin/dellmer
usr/sbin/dellmgr.bin

*1
と実行すると、見慣れた画面が表示される。
最低でも横25が出力できる端末で。

       PERC/CERC Configuration Utility 5.32(May 05,2004)      Adapter-0




 lqqManagement Menuqqk
 x Configure         x
 x Initialize        x
 x Objects           x
 x Rebuild           x
 x Check Consistency x
 x Reconstruct       x
 mqqqqqqqqqqqqqqqqqqqj








                         lqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqk
                         xConfigure Logical Drive(s)x
                         mqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqj
  Use cursor keys to navigate between items and Press ENTER to select an option

しかし、なんで非保証なんだろうな

以前RAIDを修理しにきた業者は、Linux用のユーティリティは非保証なんで、日本では存在すら無視されている、らしい。
まあ日本では業者におんぶでだっこで、運用側が工夫するのは（お客が嫌がるので）タブー的扱いをされるので（といいつつ、俺は依頼されるけど）納得した。

とはいえ、BIOS画面からしか確認ができないとか不便過ぎるし、ユーティリティをつかえば普通に起動したまま状況が確認できるし、それになんと言っても糞うるさいアラームが消せる。
（M/Bの方のアラームはフロントのボタンで消せるが、RAIDコントローラー側が持ってるスピーカーは消せない）

*1:dellmgrは環境設定のスクリプト、後者が本体。