c/fe

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nforce(NIC&Sound)のドライバをredhat7.3に入れる。

nforceチップセットのマシンにREDHAT7.3を入れる事になった、RH7.3のCDにnforceのドライバは存在しないのでnvidiaのサイトから拾ってくる。普通にDriverのページから辿れるが、今日の時点ではここが最新版だった。
http://www.nvidia.com/object/linux_nforce_1.0-0292から拾えるNFORCE-Linux-x86-1.0-0292-pkg1.run

この時点の状況ではネットワークの口がないのでファイルが渡せない(FDDなんてレガシーデバイスついていない)訳で、まさかCDRを焼かなきゃならんのだろうかとちょっと弱っていたら一応USBのマスストレージには対応してた、やるなRH7.3、mount /dev/sda1 /mnt/usbmem一発だったぞ。


話をもどして、RH8以降ならこの配布ファイルを実行すると何も考えず一発で入るらしい。残念ながら7.3なのでmake済みのModuleが同梱されていなかった。buildに必須なのはDevelop群とKernelSource。Develop系は大抵のシステムに入ってるけど、Kernelソースは入れていない人も多いだろう。
で、それらのファイルをそろえてからNFORCE-Linux-〜.runを実行すると見事moduleを自動的にBuildしてくれる、チョー簡単だ。終わったら
/etc/modules.confに
alias eth0 nvnet
とだけ追記しておく。

後は再起動したらkudzuが認識してくれるのでConfigすればネットワーク設定の画面も出る。
以上。


うーん未だにRH7.3を新規インストールする俺。Kernel2.6系が普及しないと2.4系であるところの7.3は使い続けられるのだろうか、まあ6.2と同様に「枯れてるから安全だよねー」であって積極的に切る状況でもないのだが。
しかし今後の展望はちと暗雲だ、Fedraにはまだ行けないからな。弱ったなあ、金出すのか、商売用のシステムに出すのは良いけど、プロユースもコンシューマーユースも同じCDだったREDHATの特徴が薄れるなあ。ユーザ流出やむなしなのだろうか。

そういえばこの間某社営業の説明で「推奨環境はFedraCoreです」とか言われて思わずつんのめりそうになった、それ開発環境だろ。あのディストロで長期運用は無いだろ、色々疑われちゃうぞ。
Fedraはまだグニャグニャしていてアップデートやサポートが良いとは聞かない。と言う事は運用に無用な負担が掛かる。

Linuxは自分でどうにか出来るから将来的にも安全」なんてのは大抵の場合嘘っぱちであり、ほぼ見合わない。自前でドライバやパッチを当てられる人がどれだけいるのか(この辺りMSの言い分は非常に正しい)。up2dateやyumの提供が止まったらそのディストリは死んだも同然だ。
なんでプロ用途でREDHAT一人勝ちになっているのかを考えて欲しい物だ(今後Fedraがそう言う地位へ進む事が想像出来ない訳ではない。しかし少なくとも今はそうではない)。

Linux界隈の今の急造ぶりというか、やっつけぶりは本当にどうかと思う。レガシーを使い続けると言う事と、Fixを無視し続けるという事は決して等価ではないのだが…。「とりあえず今動いたらいい」という現在のLinuxの闇の部分だ。
ま、そこらへんを見極められればLinuxはとても価値有る存在なのだが。


Linuxに比べればWindowsはUpdateがまとまって綺麗に行われていてうまく作用している。アップデートで致命的な事も多いらしいが、個人的には仕方ないとも思う、入れないという自己裁量も有りだし(解らない人はとりあえずOKを押すべきだが)。この辺り一長一短で、Windowsは今後もLinuxなどと勝負を繰り広げるだろう。

ただ、これはWindowsOSだけに限って言えばの話ね。「WindowsはOpenSourceとくらべて安全です」まあそうかもね、でもサードパーティーのプログラムに言及したらMSの首が絞まりそうだ。
個人的には上に乗っかる物を抜きにして、セキュリティがどうこうと言う話題には乗っかれない。