ゴールデンスランバー

とても面白かった。凄く金が掛かってるわけでもないけど、役者の人がみんな腕の良い役者さんなので、普通に面白いという。アイドルの三文芝居とは訳が違うなー。
あんまり話第にもなってないし、もうそろそろ終わってしまうと思うんだけど、こういうマンガみたいな映画は気楽に楽しいので、もっと皆見に行くべきだと思う。

最近の（というと悪い意味になりそうだけど）邦画らしく、マンガみたいな表現や、ミュージックビデオみたいな表現もある映画。個人的にはそういう映画はとても好きなんだけど、小説みたいないままでの日本映画が好きな人はいやなのかなー。

しかし、映画内の年代設定がよくわからない…、あのカローラクーペは1970年頃に生産されたものだけれど、大学生の頃に、まあ放置してあるだけに、仮に当時で15〜20年オチくらいのボロ車だったとして*1、主人公が30歳であることを考えると（そうは見えなかったがｗ）、逆算して90〜95年くらいの時代なんだと思う。
でも、そうなるとネットカフェって存在してなくね？ネット集荷とか。どうにもピンとこないな。

後、10年近く放置してた車が、しかもキャブ車が、ガソリンを入れ替えずに普通に走るってのはちょっと無茶かなー…。

まあ、どうでもいいですね。

後、もしこれがハリウッド映画なら、後半は反撃開始！だよね。そんなのありえねー(笑)的な無力感というかなんというかが実に日本的だなーとか思った。

ああ、あともう一つ。邦画のCGはショボいので、ちょっとさめてしまう。開き直って避けたほうがいいんじゃないですかね…。

*1:これもCMソングをみんなが口ずさめる事から、ホントはせいぜい5年オチくらいだと思うんだが…