電力線インターネットのアレ

http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0501/17/news019.html
アマチュア無線家から非常に非難の声が上がっている高速電力線通信(PLC)。昔コンセントにさしてつかうインターホンがあったが、要はアレの応用だ。さて、個人的にはこれは無くなって欲しい技術だ。

シールドされていない（電波が漏れない）線に高周波を乗せる事は、「やってやれる事」であって、そもそも余りやるべき事ではない事だろう、周囲への影響や、品質（使っている家電の具合や、放送局の近くとかではうまく使えないだろう）が最初から心配されてしまう。対策もできるだろうが、それはメリットの「ローコスト」と真っ向からブチ当たる。

逆に、今後シールドされている線を引き回すなら、電力線として相乗りさせるべきではなく、そもそもPOE（PoweroverEther）のように前提としてデータありきへ作り直す事になるだろう（そうすると、メリットがかなり消滅するが）

＃上のURLをロクに読まずかいたら、ほぼ同じ内容がかいてあり、なんか恥ずかしいのでバッサリ消した

家電に新しい付加価値をつけて、日本の競争力を上げたいのはわかるが、もうちょっと具合の良さそうなアイディアが欲しいと思った。

しかしまあアイディア自体は良い物だから、下手に放棄すると、韓国や中国がなりふり構わぬ実用化をして、結局使われ普及してしまう…なんて事もあるんだろうなあ、DRMとMP3の絡みみたいに。