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http://d.hatena.ne.jp/uzulla から移行しました。

NASA's famed B-52B 'mothership' aircraft to retire

http://spaceflightnow.com/news/n0412/12b52/
実験機などを空中から切り離す、いわゆる空中母艦を行っていた機体で、米軍の同型爆撃機が転用されている。それが今回退役する事になったそうだ。

私はこの機体のファン(と言うべきか?)だったので退役が非常に残念だ。恐らくこのページの写真にも乗っているスクラムジェット実験機が打ち切られ、必要がなくなるのだろう。
別に爆撃機のファンという訳ではなくて、爆撃機NASAでは実験に使われているというスケールのでかさと、有る一種の合理性等に非常にあこがれた。
勿論それ自体の効果や意義も素晴らしいと思う、これがあるからこそ低速域や離陸を切り捨てた機体を実験出来る、このB-52Bから大分さかのぼった、音速の壁に挑戦したX-1も同様に爆撃機から切り離されて実験が行われていた。いわゆる名脇役であってこいつがいないと記録は出せないのだ。


力業だがバックアップ体制があるのがとても素晴らしく見えた。色々な所から協力されていると言う事に見えて、そう言う姿勢に感動もした。


もともとNASA自体軍から派生した物だし、軍用に開発されているも同然だから、転用には障壁がなかったのだろうが、皆で協力して凄い結果を残すと言うわかりやすい図式に私には何十年も前の昔から見えていたのだ。
どうにもうまく言えないが、爆撃機というとても特殊で高価な物が実験に使える、とにかく私の中ではNASAは凄いという象徴の一つなのだ。