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OCNの固定IPサービスの謎(というか欠陥だろ)(以前CIDRが〜と書いたのはコレ)

OCNのビジネス向けフレッツ接続IP固定サービスにIP1とIP8というサービスが存在する。
普通にインターネットアクセス回線として使う分には良いのだが、なんとIP1とIP8のネットワーク間でICMP以外の通信(たとえばTCPのHTTP通信、UDPIPSec通信)が通らない。ポートスキャンをやってもICMP以外完全にパケットがドロップしている事が確認出来る。


そんなバカな話があるかと識者の皆様は思うかもしれないが、今回実際におこった現象で、他の会社も(というか今回通信出来ずに困った対向の会社様)以前同様の問題からIP8<>IP1の通信をあきらめたとの事(IP8からIP1に乗り換えて解決したとの事)。


実にものすごい意味不明な事になっている。完全な条件はわからないが、フレッツであり(光、ADSL関係ないらしい)同じ網内(東京)に接続している場合に再現した。
OCNに質問も送っていないが(時間もなかったし、以前問題を抱えた会社でも解決できなかったとの事なので)この問題は根深いのだろうなあ、OCNのエッジルーターの仕様だろうか、多分CIDRだからだろうなあ…。

後、ほかにもIP16とかいったサービスがOCNにはあるし、フレッツではない接続もあるが、それらではどうなるのかは不明。あくまで実例が取れたのがフレッツを利用したIP1とIP8の通信だったと言う事で。


この件で原因不明(こんなの暗黙的に問題無いと判断するのが普通だからなあ)の症状に振り回されたあげく、対向の会社さんの事例を聞いて突然可能性が浮上したり、急遽OCNのIP1を契約したり(OCNは正直使いたくなかったが、IP1-IP1通信は動作確認が取れてるわけで…)、まったく最低でしたよ。
(ちなみにOCNの固定IP契約はすぐ取れないので、現在は急場をしのぐ為に適当なプロバイダを一個契約している)


フレッツADSLが2セッション接続可能(マルチセッション)になってて良かった、まさかもう一本回線はひけないし。まあ、フレッツADSL自体もNTTなのだがね。